普通の中年サラリーマン、ファシリテーションに励む

アマチュアの中年がチャレンジしていること。まずはファシリテーションから。

場作り ー アイスブレイクで話しやすい雰囲気を作ろう!

ようこそ。アマちゅうです。

今回は会議が盛り上がる仕掛けのお話です。

【参考】書籍「ファシリテーション入門」

みんなもっと意見だしてよ・・・

会議でそんな気持ちになったことありませんか?

指名して発言してもらっても、

前の人と同じとか、

なんかあまり考えてくれてないような・・・。

結局あの人、何も言わずに終わっちゃったよ、

なんてこと、ありますよね。

 

とは言え「みんな意見だしてよー」

と言ってみたところで、

ほとんど効果はありません。

全員が会議に積極的に参加するには、

最初に話しやすい雰囲気を作ることが、

とても重要なのです。

じゃあどうしたらいいのか?

本題の前にアイスブレイクをしよう

「アイスブレイク」は直訳すると「氷を割る」

つまり冷たい雰囲気をほぐす、

ちょっとしたワークのことです。

具体的には、

みんなで自己紹介やゲームをします。

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アイスブレイクでなぜ話しやすくなるの?

(1) まず一言しゃべっておくことで、本題でしゃべる時の抵抗感が減る

最初に誰でも話しやすいことをしゃべってもらいましょう。

話す良いウォーミングアップになります。

自己紹介や何か意見を言った後は、

みんなで拍手して、

できれば一言添えてあげてください。

シーンは絶対ダメです!

話が受け入れてもらえている実感を

感じてもらいましょう。

(2) 参加者のことを効率良く知ることで、話しかけやすくなる

初対面の場合もあるし、

相手がどのような気持ちで参加しているか?

知らないよりは知っている方が、

話しかけやすいですよね。

(3) 何でも言えそうな温かい雰囲気にできる

あえて本題とは違う話をしてもらうことで、

おもしろい話が聞けます。

笑ったり驚いたりすれば、

気楽な感じになりますよね。

アイスブレイクの例

日本ファシリテーション協会の実例が参考になります。

私が実際に経験した中で一番おもしろかったのは

「ウソ、ホント?」です。

ウソ、ホント?

自己紹介として、

名前の他に3つの内容をしゃべります。

ただしその中のどれか1つに

ウソを仕込んでおきます。

しゃべった後、

他の人にどれがウソだったか、

当ててもらいます。

 

意外なエピソードを聞けたり、

それがウソだったりして、

これがすごくおもしろいんです。

人間観察の要素もありますしね。

「とにかく良く聞く」ことの大切さを

さり気なく教えてくれる点でも、

秀逸だと思います。

 

実はアマちゅうがやった時は、

まさかの全員にウソが見破られてしまい、

大爆笑!大盛り上がりでしたー。

アマちゅう本人は複雑な気分、

俺の今までのウソって全部ばれてたんか・・・。

アマちゅう的におもしろそうなのは

・砂漠生き残り大作戦

・地図を作ろう

なんかやってみたいですね。

会議でやりやすいのはチェックイン

とは言え「会議でゲームするの?」

ですよね。

そんな場合は「チェックイン」がオススメです。

これは、みんなに一言ずつ、

自分の状態をしゃべってもらいます。

例えば、

「今どんな気持ち?」

「この会議で得たいものは?」

「この会議でどんな貢献をしたい?」

しゃべったらパチパチしてあげてくださいね。

 

これは少人数のセミナーやワークショップでも

自己紹介と兼ねてよくやっているように思います。

 

アマちゅうも

もっぱらチェックインを使ってます。

例えば

「この議題について一番印象に残っていることは?」

「この議題について一番すごいと思ったアイデアは?」

「この議題について誰かと協力したこと」

これをA4用紙にキーワードだけ書いてもらって、

しゃべってもらいます。

嬉しかったエピソードや

おもしろかったエピソードがあると、

場が和みますね。

中には苦労したエピソードもあったりして、

いきなりちょっと涙出そうになりました。

居酒屋以外でこういう話を共有するのも

いいもんだと思いましたよー。

お試しあれ。

結論

本題の前にはアイスブレイクで、

話やすい雰囲気を作ろう。

まとめ

いかがでしたか?

アイスブレイク、チェックイン、

試してみたいと思っていただけたら

嬉しいです。

きっとポジティブな気持ちで

会議を始められますよ。

あなたのアイスブレイクも

良かったら教えてくださいませ。

 

さて次回は「発散」、

イデアをたくさん出す方法について、

お話しましょう。

 

読んでくれてありがとう!