普通の中年サラリーマン、ファシリテーションに励む

アマチュアの中年がチャレンジしていること。まずはファシリテーションから。

発散 ー 意見を出し切ってスッキリしよう

ようこそ。アマちゅうです。

今回はみんなの意見を引き出す

具体的な方法のお話です。

 

何も難しいことはありません。

あなたも一度はやったことがある、

あの方法をリメイクして、

使えるツールに磨き上げてみましょう。

【参考】書籍「ファシリテーション入門」

どうやったらたくさん意見が出るの?

「みなさん意見はないですか?」 

→ 「(シーン)・・・」

→ 特定の人ばかりしゃべっている

→ ごく当たり前の意見しか出てこない

→ どうも盛り上がりに欠ける

 

こんな経験ないでしょうか?

 

アマちゅうもファシリテーション

勉強するまでは、

一体どうしたら良いのか、

さっぱり分かりませんでした。

「頼れるのは自分だけだ」などと考えて、

あらかじめ用意した答えを元に、

話し合ったりしてました。

独りよがりの自作自演では、

誰もおもしろくありません。

(オハズカシイ・・・。)

 

でも実は簡単なことだったんです。

よみがえれブレーンストーミング

ブレーンストーミング

一度はやったことがありますよね。

「いまいち思ったようにいかないんだよな」

アマちゅうはそう感じて、

あまり積極的にやっていませんでした。

でもちょい足しするだけで、

一気に意見がでるようになったのです。

 

ここでブレーンストーミングについて、

おさらいしておきましょう。

次の4つのルールを守りながら、

みんなで順番に意見を言っていく方法です。

① 自由奔放

② 批判厳禁

③ 便乗歓迎

④ 質より量

 

出てきた意見はホワイトボードに

記録していくのが一般的です。

 

書籍ではこの解決方法として、

ファシリテーターがうまく質問して、

パスが回るようにする、

という方法が紹介されています。

でも、もっと簡単な方法があるんです。

記録方法を変えてみよう

さてここからがちょい足しです。

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自分の意見を自分で記録して

もらってみてください。

記録するのは、

できれば大きめの付箋、

A4用紙を1/4にカットしたものでも良いです。

書いた付箋はみんなが見えるところに

貼ってもらいます。

貼った時に読み上げてもらうか、

できなければファシリテーター

読み上げてください。

傾聴、リアクションは超重要ですよ。

amateu.hatenablog.com

これが効果がある理由は、

・皆の前で発表するのはなんか嫌

 → 書く方が抵抗が少ない

・発表は1度に1人しかできない

 → 自分のタイミングで書ける

・付箋を貼る時に動きがある

 → 笑いが生まれやすい

アマちゅう実践例

アマちゅうの初ファシリテーションでは、

下記のような手順で進めました。

① 全員1分間で1案書く(練習をかねて)

② 全員8分間で4案書く

③ ここでいったん分類

④ 全員10分間で5案書く

 (分類しながら貼る)

 

ノルマを伝えて

ストップウォッチ片手にやってみたところ、

いつもはあまり意見が出ない人も

時間内にせっせと書いてくれました。 

苦し紛れに斬新な案が出たり、

便乗できそうな案が出て便乗競争になったり、

調子良かったのに突然スランプに陥ったり、

いろんな場面で笑いが起きました。

 

結果は全員ノルマ達成とはいかないまでも、

6人で30分間に50案出ました。

普通のやり方なら、多くて10案でしょう。

 

「もうない。」

「出し切った。」

という声がみんなから聞こえてきます。

スポーツをした後のような晴れやかな顔。

この全員が「出し切った」感覚が、

アウトプットの納得感に効いてくるんですね。

まとめ

いかがでしたか?

正直なところ、

アマちゅうもやってみるまでは

こんなに意見が出るとは思っていませんでした。

参加者もこの時に

「これはいつもと違うぞ!」

と感じ始めたみたいです。

 

もし良かったら、

あなたの事例も教えてもらえると

嬉しいです。

 

次回は、

めちゃくちゃ出た意見を

収束する方法について考えてみましょう。

 

読んでくれてありがとう!