普通の中年サラリーマン、ファシリテーションに励む

アマチュアの中年がチャレンジしていること。まずはファシリテーションから。

収束 ー 意見を記録して整理しよう

ようこそ。アマちゅうです。

 意見がたくさん出てきたら、次は整理です。

【参考】書籍「ファシリテーション入門」

 

「いっぱい意見が出たのはいいんだけど、

 全部採用するわけにもいかないし、

 いったいどう決めたらいいの?」

意見の羅列から、いきなり結論は出ません。

次のステップで合意形成しやすいように、

 意見をまとめたり、

具体化したりする必要があります。

 

そこで使うのが、

ファシリテーション・グラフィック

という技法です。

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ファシリテーション・グラフィックとは?

一言で言えば「議論を描く技術」です。

議論をリアルタイムに見える化することで、

こんなメリットがあります。

  • 「確かにあなたの意見を受け取りました」というメッセージになる。
  • 誰かが言ったことを忘れない。同じような意見や堂々巡りを避けられる。
  • みんなの視線を一箇所に集め、意識を論点に集中することができる。

ファシリテーションでは、これを、

 言葉が飛び交うだけの「空中戦」を

 地に足がついた「地上戦」に変える。

という言葉で表すことが多いです。

ファシリテーション・グラフィックのやり方

レイアウトを決める

大きく「リスト型」と「マンダラ型」があります。

リスト型

ロジカルで具体的な内容の話し合い向き。

時系列に箇条書きで描きます。

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会議の議事録で良く使う描き方ですね。

マンダラ型

クリエイティブで抽象的な議論向き。

空間的に分類して描きます。

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描く時のポイント

  • 論点(何を話すか)を問いの形で明記する
  • 長すぎず、短すぎず、原意を損なわないよう要約して記載する
  • 枠で囲んだり、抽象化した言葉を添えて、グループ化する
  • 重要な内容は、色、図形、下線等で強調する
  • できれば吹き出し、絵文字、イラストを添えて、分かりやすくポップに。

アマちゅうの場合

まずブレーンストーミングで出てきた

50案の紙をカテゴリ毎に分類しました。

その中から話し合って、

みんなが重要と思う意見を

ピックアップします。

ピックアップした意見を書いた紙を

A3用紙の中央に置き、

具体化する意見をみんなから引き出しながら

マンダラ型で記録していきました。

正直、アマちゅう絵心ないんで、

グラフィック苦手です・・・。

でも下手は下手なりに、

手で描いてみるとみんなの意見が、

そこに集まってくるような感じがして、

楽しかったですよ。

写真に収めて良い記録になりました。

まとめ

いかがでしたか?

ファシリテーション・グラフィック、

これなんか良いですよね。

手書きの温かみというか、

「みんなで作り上げたぜ」

って感じがするんですよ。

検索してみたら、

すごい方はマジすごいです。

アマちゅうもすごいの描けるように

練習してみようと思っています。

 

次回は最後のステップ、

「どう決めるか?」合意形成に進みます。

 

読んでくれてありがとう!